用語解説

SSDとHDDの比較と解説。SSDサーバーは本当に速度が速いのか

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SSD・HDDはいわゆるドライブと言われるもので、データーが保存される場所です。

よく「SSDは高速!」と言われていますが、実際どれぐらい高速なのか。

SSDとHDDの違いに触れながら解説していこうかと、またSSDサーバーはサイト表示速度を速くするのかにも触れていきます。

SSDは光学式。HDDは磁気式という違いがある

まず簡単な違いですね。

SSDは光学式によってデータが記憶され、HDDは磁気式によって記憶されます。

どうやってデータを記憶しているのかと言われると、ちょっと知識が足らず解説できません。

単純に「光のほうが高速だからSSDは速いって言われてるんだな!」と認識できてれば十分かと。

SSDは高速だが容量あたりの価格が高い

SSDはHDDと比べ、データを読み込むのや書き込むのが高速です。(どれぐらい高速かは後述します)

要はSSD高性能なわけなのですが、その分価格も高くなっています。

具体的には1GBあたり30円程度。HDDと比べは1GBあたり10円未満、安いものだと2,3円だったりするので相当な価格差だというのが分かるかと。

HDDは低速だが容量あたりの価格が安い

HDDはSSDよりデータへのアクセス速度などが低速です。

その分GBあたりの単価が安いため、大容量を必要とする場合に利用されます。例えば動画の保存なんかに使われますね。

HDD低速ではありますが、使えたもんじゃないってほど遅いわけではないので、今でもGB単価の安さから場面場面で使われているドライブです。

SSDとHDDの具体的性能差は約3倍

こっからが重要!

実際SSDとHDDではどの程度性能差があるのか、これに関しては「ドスパラ」が情報を公開していましたので引用しちゃいます。

データ通り、おおよそSSDとHDDではデータの読み込み、書き込み速度が3倍ほど変わってきます。

SSDの高速性は確かだと言えますね。

SSD搭載のサーバーを使うとサイト表示は速くなるのか

「SSDは高速っぽいけどそれってPCでの話だけじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

当サイトではレンタルサーバーについてをよく取り上げていますから、サーバーだとどうなのか気になるのは通りというもの。

特にサイト表示速度が速くなるかは気になる点です。

というわけでSSD搭載サーバーはサイト表示速度を速くするのか調査してみました。

SSD搭載サーバーを使うとサイト高速化は可能

webサイト運営の場合、重要なポイントになってくるのはデータベースの読み込み速度です。

これは動的サイトと呼ばれるものに限っての話になりますが、サイトにユーザーが訪れるとページごとに必要な情報をデータベースから集め、実際に表示するというプロセスをたどります。(かなり端折って書いてます)

現代のサイトはほとんどが動的サイトと呼ばれるもののため、データベースの読み込み速度が高まるとサイトの表示速度が高まると言えるわけです。

で、前述しましたがSSDはHDDの約3倍の読み込み速度を誇るため、データベースからデータを集めるのも3倍、つまり単純に考えれば、HDDよりSSDのほうが高速だと言えるわけです。

※サイト表示速度はデータベースからの読み込み速度のみで決まるわけではないため、実際にサイト表示が3倍速くなるわけではない点に注意。

SSD・HDDの違いについてまとめ

  • SSDは光学式で速い
  • HDDは磁気式で安い
  • SSD搭載サーバーはサイト表示速度が速くなる

簡単ではありますが、まとめると上記のような話です。

SSDだからといってサイト表示速度が爆速になるとは言えませんが、少なからず影響はあるため、サイト運営をするならできるだけSSD搭載サーバーを選びましょう。

レンタルサーバーの高速性を極めるなら「本当に高速なレンタルサーバーの選び方」を確認すると良いかもしれません。

○SSD搭載型の主要レンタルサーバー

mixhost
JETBOY
エックスサーバー

※高速性はmixhostが最も優秀な結果を出しています。詳しくは「レンタルサーバーの高速性比較」へ

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