スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | エンタープライズ | |
無料期間 | 10日間 | ||||
初期費用 | 無料 | ||||
月額 (12ヶ月契約時) | 980円 | 1980円 | 3980円 | 7980円 | 15980円 |
容量(SSD) | 50GB | 80GB | 120GB | 160GB | 200GB |
転送量 | 2TB/月 | 4TB/月 | 5TB/月 | 6TB/月 | 7TB/月 |
マルチドメイン | 無制限 | ||||
MySQLのDB数 | 無制限 | ||||
wordpress 自動インストール | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
共用/VPS/専用 | 共用サーバー |
個人サイト向けのレンタルサーバーと言えば「エックスサーバー」という一強時代を揺るがせたのがこのmixhost(ミックスホスト)です。
有力なサイト運営者の中にはmixhostの魅力に負け、エックスサーバーからわざわざ乗り換えた人もいるほど。
一体mixhostのどこにそれほどの魅力があるのか、メリット・デメリットを確認しつつ見ていきましょう!
mixhostのメリット
- 優れたコストパフォーマンスと用途の広さ
- バックアップ復元が無料で可能
- トップクラスの高速性
mixhostで特筆したいメリットはこの3つ。
とにかくスキの少ないスペックを持っていて、メリットだけを見て選ぶならmixhostは最有力でしょう。
3つのメリット、箇条書きだけだとわからない部分もありますし詳しく解説しておきますね。
優れたコストパフォーマンスと用途の広さ
まず初期費用が0円でかつ無料期間が30日間と非常に長いです。
競合サービスあるエックスサーバーは無料期間が10日間で、初期費用に3000円かかることを考えると差は歴然。
最近では必須とも言えるようになったSSL設定も無料で可能ですので、優秀なコストパフォーマンスを持っていると言えるでしょう。
また用途も広く、他レンタルサーバーでは禁止されがちなアダルト系コンテンツや出会い系コンテンツの運用も可能となっています。
正直アダルト系列オッケーのレンタルサーバーの中では屈指の性能を誇っているので、真面目にそういうサイトを運営するならmixhost一度かもしれません。
バックアップ復元が無料で可能
ほとんどのレンタルサーバーは自動かつ無料でバックアップを取ってくれては居ても復元は有料です。
エックスサーバーでも自動バックアップは無料ですが、復元にはおおよそ1.5万円ほどかかってしまいます。
それがmixhostなら無料というのですから、かなりのメリットでしょう。
データが飛んでしまった時のもしもの対策が無料で利用できるというのは安心感が凄いですからね。
トップクラスの高速性
サイト表示を高速化するポイントはSSDであることや、PHP7以降に対応していることなど様々な要素が関わってきます。
「本当に高速なレンタルサーバーを選ぶための7つのポイント」が筆者的にはあるのですが、それを解説すると長くなるので気になる方はリンク先をどうぞ。
で、主要なレンタルサーバーを比較してみてわかったのですが、mixhost単純に性能を比較すると業界トップなんですね。
時間帯や環境・使い方によっては多少順位変わりそうですが、単純比較で性能トップっていうのはレンサバを本気で選ぶならかなり気になるポイントです。
性能だけでなく価格面も優れているため、ぶっちゃけ個人でサイトを運営するならmixhostが最適解なんじゃないかという感覚がありますね。
欠点も確かにありはしますが、それを踏まえてもメリットが強すぎるため最適解という言わざるを得ないう感じです。
機械系がすごく苦手という人には少しとっつきにくさがあるかもしれませんが、逆に言えばそうでないなら性能重視で価格も手頃なmixhostかなり良い選択肢に思えます。
mixhostのデメリット
- ディスクスペース(容量)が少ない
- ドメインを別サービスでとる必要あり
- 運用実績がまだまだ短いためか障害発生が多め
個人的に最も気になっているのが障害の部分ですね。
一時的とはいえアクセスできなくなるというのは真面目にサイト運営するなら相当な痛手ですから。
それではデメリットの方もメリットの方と同じくそれぞれ詳しく見ていきましょう。
ディスクスペース(容量)が少ない
mixhostは容量が少なめです。
エックスサーバーと比べると差は歴然で、月額は両者同じでもエックスサーバーが200GB、mixhostが50GBしか使えません。(どちらもSSD)
動画コンテンツや高画質な画像を大量にサーバーへアップロードする場合は50GBでは物足りないでしょう。
ただしテキスト中心のサイト運営なら50GBでも十分だったりします。
参考までに私は500ページほどテキスト系のコンテンツを作成しましたがそれでも容量は3GB程度です。
相当大規模なサイト作成や、動画のアップロードをしまくらない限りは50GBでも多すぎるぐらいだったりします。
ドメインを別サービスでとる必要あり
これはだいぶ個人的な話なんですが、ドメインとサーバーを別サービスでとると管理が面倒くさいんですよ。
ドメインと言えばお名前.comなんかが有名ですが、mixhostとお名前.comを行ったり来たりしながら設定をしなくちゃいけなくてかったるいんですね。
しかもドメイン系サービスってやたらと営業メール送りつけてくる印象があってできれば使いたくないというのもあります。
エックスサーバーはドメイン取得もやっているので、一サービスでサイト運営に必要なものが揃うんで便利なんですよね。
ただほとんどの人はレンタルサーバーとドメインサービス分けてたりするので、そこまで気にする必要もなかったり。
私みたいに多少費用が高く付いても管理コストを抑えたいというなら「エックスサーバー」のほうが性能も近いし、ドメインも取れるしで良いかもしれません。
運用実績がまだまだ短いためか障害発生が多め
多めというと月に何度もサイトが落ちるのを想像するかもしれませんが、流石にそこまで頻繁ではありません。
ただ十年以上のキャリアがあるエックスサーバーと比べると障害発生からの復帰が長かったり、そもそもの障害が多かったりするんですね。
mixhostは2016年から開始したレンタルサーバーですので、まだまだそういったトラブルへの対処能力が弱いのかもしれません。
実際サイト運営者仲間でmixhostの魅力につられサーバーを乗り換えた人達も、「障害多いのだけは弱点だわ」と言っていたので一番のデメリットはこれでしょうね。
安心・安全・安定。そんな感じで不安を抱えずサイト運営したいならmixhostを使うのはまだ早いかもしれません。もう少し運営実績が付いてからのほうが良いかもです。
mixhostのプランは個人サイト運営ならスタンダードで十分
mixhostには5つの料金プランが存在します。
正直個人サイトを運営するならスタンダードか、高くてもプレミアムで十分ですね。
プレミアムプランでも個人レベルではオーバースペックですので、基本的にはスタンダードプランで申し込みをして大丈夫です。
ちなみにプランを上げるほどCPUのコア数が増えるためサイト表示速度が速くなりそうですが、そもそもスタンダードのコア数で余裕ありまくりですのでプランを上げても速くなることはほぼありえません。
沢山お金を支払いたいというなら止めませんが、個人サイトを運営するならスタンダードで十分かと。
もしアクセス数が増えてもプランをすぐアップグレードできるので安心
レンタルサーバーは基本的にアップグレードする際はサーバー自体を変えなくてはいけなかったりするので、簡単にはプランを変更できません。
しかしmixhostは一時的にアップグレードするというのもいけるほどプラン変更に柔軟です。
アクセスが集中して今のプランでは対応できないという時に一時的にアップグレードしてすぐ戻すなんてことも可能なほど。
それぐらい柔軟なプラン形態をしていますので、これから相当大規模なサイトを最初から入れるでもない限りはスタンダードから始めない理由が無いです。
はじめてのサイト運営などであれば間違いなくスタンダードからが良いでしょう。
mixhostの評判とメリットデメリットについてまとめ
- 広い用途とコスパが他レンタルサーバーより優秀
- 運営実績がまだまだなので障害周りで不安あり
- 性能重視で財布にも優しいレンタルサーバーを使いたい人向け
安定感には少々不安が残りますが、やはりスペックと料金形態が優秀過ぎます。
これだけの性能をこれだけの安さで提供するってとんでもないなぁって感じ。
なんだかんだ障害周りも最近は頻発しているわけではないようですし、少しでも優秀なレンタルサーバーを安く使いたいならmixhostを選択する価値は十分あるかと思いますよ。