ミニSSD | ファーストSSD | スタンダードSSD | プレミアムSSD | ビジネスSSD | ビジネスプロSSD | |
無料期間 | 14日間 | |||||
初期費用 | 1000円 | 1500円 | 3500円 | 5500円 | 7200円 | 7200円 |
月額 (12ヶ月契約時) | 290円 | 580円 | 980円 | 1980円 | 4980円 | 7580円 |
容量(SSD) ※一部例外あり | 5GB | 20GB | 40GB | 80GB | 120GB | 150GB |
転送量 | 無制限 | |||||
マルチドメイン | 10個 | 無制限 | ||||
MySQLのDB数 | 3個 | 20個 | 40個 | 70個 | 100個 | 150個 |
wordpress 自動インストール | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
共用/VPS/専用 | 共用サーバー |
格安レンタルサーバーはいくつか存在しますが、その中でも個人でサイトを運営するなら最強と言っても良いのがこのJETBOYです。
まだサービスが開始してから10年経っていない日の浅いレンタルサーバーではありますが、安さに対しての性能が随一。
自分のサイト運営のスタイルに合っているサーバーなのか、メリット・デメリットを確認しつつ見ていきましょう!
JETBOYのメリット
- LiteSpeedウェブサーバーのおかげで高速
- 自動バックアップ・復元が無料
- 安さに対しての性能が随一
JETBOYの魅力はなんと言っても、破格の安さで高速環境を実現していることでしょう。
SSDはもちろんLiteSpeedウェブサーバーの採用によって、下手なレンタルサーバーと比べ格段にサイト表示が速いです。
JETBOYの魅力を理解するためにもメリットについて詳しく解説していきますね。
LiteSpeedウェブサーバーのおかげで高速
サーバーにはwebサーバーソフトというものが搭載されています。
Apache・nginx・LiteSpeedというものがありまして、上記グラフはこれらの性能の比較表みたいなものです。
数値が高いほど良く、それぞれ一番左の棒はLiteSpeed。つまりLiteSpeedの高性能さを示しています。
レンタルサーバーの高速性はサーバーソフトだけでなく、色んな要素が関わってはきますが、ことサーバーソフトに関しては上記画像を根拠にLiteSpeedを採用しているJETBOYが優秀と言えるわけです。
ちなみに「レンタルサーバーの高速性を比較してみた」ところJETBOYは2番手、3番手といったところでした。
自動バックアップ・復元が無料
JETBOYではサーバー内のデータを自動でバックアップしてくれています。
基本的に自動バックアップ自体はどこのレンタルサーバーもやっているのですが、復元が有料というケースがほとんどです。
そんな中JETBOYは復元も無料という大盤振る舞い、財布に優しいレンタルサーバーとなっています。
ただしこの復元注意点が一つあって、一日前のデータしか復元することができません。
そのためデータが飛んでから2日以上経ってから復元を利用しても、手遅れになってしまうので気をつけてください。
早期に利用できるなら優れたサービスではあるのですが、なるべく自分でもバックアップを取っておいたほうが安心かもしれません。
安さに対しての性能が随一
「格安レンタルサーバーを比較してみた」ところ、非常に優秀なコストパフォーマンスを披露してくれました。
まずJETBOYは月額290円という安さを誇りながらも、SSDやLiteSpeedを採用し高速性も確保。この時点で格安ながらかなりの優秀さを見せています。
また利用できる独自ドメイン数やMySQLのDB数も同価格帯のやすいレンタルサーバーと比較しても、優れていました。
「mixhost」など月額1000円前後のレンタルサーバーと比べると目劣りする部分も出ては来ますが、安い割にはかなり優秀な性能を誇っているのは確かです。
とにかく月額費用を安く抑えつつ、性能もできる限り伸ばしたいというならJETBOYは魅力的なレンタルサーバーといえますね。
JETBOYのデメリット
- 転送量無制限とあるがアクセス制限あり
- 容量に物足りなさあり
- 一部SSDとHDDのハイブリッドサーバーあり
格安レンタルサーバーにデメリットはつきものです。
安くすればそれだけコストを削減する必要がありますからしょうがない部分はあります。
ただ自分のサイト運営の方針に合わない欠点がある場合はまずいですので、しっかりJETBOYのデメリットを確認しておきましょう。
転送量無制限とあるがアクセス制限あり
JETBOYのスペック解説では転送量無制限とありますが、アクセス制限自体はあります。
理由は2つあって一つは低価格プランだとアクセスが集中すると処理が追いつかなくなってしまうということ。
もう一つは一応無制限という体ではあるが共有サーバーではあるのであまりに多いアクセスの場合はアクセスを制限するからというものです。
一応JETBOYがプランごとに耐えられるPV数を紹介していますので、見てみましょう。
小さくて見づらいと思いますので一部プランだけ目安PV書き出しますと、
ミニSSDプラン:5万PV
ファーストSSDプラン:50万PV
スタンダードSSDプラン:100万PV
となっています。
初心者の方の場合5万PVを超えること自体珍しいと思われますので、ミニSSDプランでも案外問題ないかと。
ただバズるなどしてアクセスが集中してしまうことを懸念するならファーストSSDプラン以上にしたほうが無難でしょう。
容量に物足りなさあり
これはSSDを使っていてかつ格安レンタルサーバーである以上仕方がないことではあるのですが、使える容量がかなり少なめです。
最も安いプランであるミニSSDでは5GB、バランスの良いファーストSSDでも20GBと多いとは決して言えません。
ただ正直言うと、5年以上個人でサイトを運営している私でも3GB程度しか使っていませんのでテキストメインのサイトであれば5GBでも十分だったりします。
画像や動画を多くコンテンツ内に利用する場合はもっと容量の多い「エックスサーバー」を利用したほうが良いかもしれません。(月額1000円程度はします)
一部SSDとHDDのハイブリッドサーバーあり
これはわりとがっかりポイントかも知れません。
JETBOYは一部サーバーに限ってはデータベースにのみSSDを利用し、画像情報などのデータが入るのはHDDとなります。
収容サーバーによりオールSSDもしくはSSDデータベース&HDDのハイブリットSSD構成とディスク構成がことなる場合があります。
「JETBOYレンタルサーバー」より
そのためオールSSDのサーバーではないハイブリッドなサーバーに入ってしまうと少し速度面で損です。
残念ながらどちらの形式のサーバーを利用できるかは運次第ですので、利用者的にはネックな部分でしょう。
ただハイブリッドサーバーでもデータベースはSSDになっていますので、オールSSDのサーバーに比べて格段に遅く感じることはないです。
格安レンタルサーバーである以上ある程度の物足りなさは我慢するしかないのかもしれませんね。
JETBOYを使うならミニSSDかファーストSSDがおすすめ
JETBOYには6つの料金プランが存在しています。
しかし他レンタルサーバーの存在を加味すると、利用すべきプランはミニSSDプランとファーストSSDプランのみです。
スタンダードSSDプラン以上は同価格帯である「mixhost」に劣りますので、よっぽどJETBOYを信頼しているとかでなければ使う理由はありません。
高速環境などを比較するとmixhostの方がスペックが高くなるため仕方ない話です。
ミニSSDの5GBでも十分だが5万PVまでなのが若干不安
話がそれてしまったので戻りますが、ミニSSDとファーストSSDからプランを選ぶとしてどちらを選ぶべきか。
見るべきポイントは推奨PVでしょう。
途中でも紹介しましたが、
ミニSSDプラン:5万PV
ファーストSSDプラン:50万PV
となっていますのでどれぐらいの規模のサイトを運営するかで決めるとよいかと思います。
ありがたいことにJETBOYはプランのアップグレードに関しては即時対応してくれますので、これから初めて個人サイトを運営すると言うならミニSSDプランで良いかと。
JETBOYの評判とメリット・デメリットについてまとめ
- 格安でありながら高速な環境が魅力的
- アクセス制限と容量に物足りなさあり
- 安価で高速なウェブサイトを運営したい人向け
とにかく安さと価格帯以上の性能が魅力なレンタルサーバーです。
スタンダードSSD以上は同価格帯でもっと良い「mixhost」とかいうサーバーがあるので利用は非推奨です。JETBOYを使うならミニSSDかファーストSSDが狙い目ですね。
これから初めてサイトを運営するという方には価格が安いのも相まって非常に相性の良いレンタルサーバーかと思いますよ。